お待たせしました!!!第4話です!
ちなみに、言いますが・・。美佳と戦人は、今回、一切、出ません!!<ゴメンね!
フロストのモデルは、うみねこで例えるならば、ドラノールか霧江かな・・。
ランタンのモデルは・・。霞ですね・・。

てなわけで、相変わらずの注意事項


1:この話には、オリキャラが出ます。
2:怪人が主役級です。
3:バトルシは・・。一切なし!ベアバトは、やるか不明!
4:番外編だから、何かヤバい設定あるけど気にしないでね!

以上を了承した上で、どうぞ!!




うみねこセブン番外編『11話のif〜紅蒼氷炎晶悲恋宴舞〜』

第4話 氷の涙 炎の怒り


1986年 7月17日 午前11時30分 ファントムの屋敷廊下


ワルギリア様にお休暇を頂いた私は、あれから、落ち込みながら、ファントムの城を歩いていた。

もう、姉は、居ない。でも、認めたくないんだ。

「お姉ちゃん・・。」

ポツリと、口に出してしまう。

身体が、ボーとしてしまう、ここ最近、忙しかったからかな

以前までは、ずっと、甘えを出さなかった。

ファントムの中立管理職としては、当然だ。って、皆に言われるけど・・。

いざ、思うと・・。やっぱり、辛い。

ランタンの事、七杭の事を考えると・・。やっぱり、弱音だけは、吐きたくなかった。


あっ、ダメだ・・。ぼーとしてしまって、倒れてしまいそうだった。

「うん?」

ゴン!!!!

「イッタタタッ、全く、誰?私に、ぶつかって来たのは・・・。ふ、フロスト!?」

顔に、【オペラ座の怪人】で、犯人が使ったような仮面を被り、黒スーツ姿をした女性にぶつかってしまった・・。

女性は、気絶状態のフロストの額に左手を当てる・・。

「!!―― すごい熱じゃない、大変だわ、七杭に知らせなくては・・。」

そう思い、七杭の所へ行こうとすると・・。

「なな・・。くい・・。と、らん・・。たん・・。には・・。言わない・・。で・・。」

掠れ往くフロストの声、相当、疲れが溜まっているに、違いなかった。

「・・。フロスト・・。」
「キリエ先輩、お願いです・・。皆には、黙っていて下さい・・。」
「でも・・。同じ幻想の闇に居る者としては・・。」
「お願いです」

限界だった。それだけを言い残し、フロストは、眠ってしまい、キリエは、後輩のフロストの願いを受け入れる事にした。

フロストが、もう・・。命を削るほど、辛く、長い闇に、閉じ込められている事を知っておきながら・・。

あえて、それを見届けた。


ただ、このままにするわけには、いかない・・。そう思ったキリエは、あえて、遊園地へ連れて行くことを決めた。

ホントは、ここから出てはいけないのだが、いたしかたない。

今は、彼女にも休息が必要なのだ。

怪人として、ジャックフロストとして、いや・・。

偽りの名 清光雪菜としての休息が・・。




同日 午後12時 Ushiromiya Fantasyland Witch Heart 九羽鳥庵にて・・。

「うっ、うーん・・。」

ようやく、私は、目が覚めた。覚めた場所は、見覚えのあるレストランだった・・。

「ご注文は、以上で宜しいでしょうか?」
「えぇ。じゃ、頼むわね」
「はい!」

明るい笑顔をした、ウェイトレスは、人混みが多いテーブルへ去って行った。

「気が付いたわね」

キリエ先輩の声がする。相変わらず、服だけは、変わらなかったが、仮面を外し、蝶の文様を魔法で隠していた。

「貴方も、早いところ、服を着替えたら?ずっと、怪人のままじゃ、流石に、ダメでしょうけど・・。」
「!!」

言われた。結局、ファントムも、奴らと何も変わらない。

何で、私は、こんな所に居るんだ・・。

「キリエ先輩・・。トイレに、行ってきます」

そう言って、私は・・。トイレの個室に入る。




カチャ

トイレの個室のロックを掛ける音をした後、トイレに籠った。

出来る限り、魔力を消し、出来る限り、心を闇に染める。

あの日、私は、決めたはずなのに・・。

「何で・・。哀しいのかな・・。」

相変わらずの、マスコット姿の手足、気に食わないけど、仕方ないんだ。

「アイシクル・アイス」

両手を伸ばし、言霊を紡ぎ、ゆっくりと、ニンゲンとしての姿に変わる。


清光雪菜・・。

思えば、この名を付けたのは、ルシファーお姉ちゃんだった。





1985年 12月某日 フロストの回想

「うーん・・。偽名が要るんだ」
「仮にも、日本に居るのですから・・。やっぱり、ちゃんとした名で、居とかないと・・。何かと不便だし・・。」
「確かに、そうね、よし!じゃあ、私が、フロストとランランの名付け親になろう!」
「わーい!!ルシファーお姉ちゃん!!カッコいい名前を付けて!!!」
「ルシ姉!!良い名前を付けたら、嫉妬するんだから!!」
「ずる〜い!!ルシ姉だけ、ずっと!!フロストとランタンと一緒に居るじゃない!!」

七杭達の騒がしい声が聴こえながらも、七杭達も私達の偽名の名前を考えてくれていた。


数十分後・・。

「名字だけ、決めたわ」


ゴクリ

唾を飲み込んだ後、ルシファーは、言った。

「方白じゃ、ダメ?」
「「却下!!!」」

即、却下された。まぁ、当然だろう、方白は、良い名前だが・・。既に使われている。

「ならば・・。うん?」

外を見ると、プリズムオブフューチャーの光景が、凄く綺麗だった。

それを見た後・・。ルシファーは、良い名前を思い浮かんだのか、言った。

「清める光。これが、良いわね」
「「うん?」」
「二人の名字を決めたわ、清光。どうかしら?」
「おっ、ルシ姉にしては、良い名前じゃない」
「私も、良いと思う」
「僕も賛成!!」
「後は・・。下の名前か・・。フロストは、思いつくけど、ランタンが、微妙・・。」
「えっ・・。どんなの?」
「雪菜、雪のように、舞い落ちる華みたいな感じかな。華じゃ、可笑しいからね・・。どう?」
「良いよ!!ルシファーお姉ちゃん!!私、この名前でいく!!」
「僕も賛成!」
「後は・・。ランタンか・・。うーん、鬼灯ってのも、ありだけどね・・。」
「鬼灯って、何ですか?」
「日本で言う、妖怪っていう、私達に似た種族が、昔、百鬼夜行の際、妖怪たちの明かりに使われたのよ」
「へぇー・・。」
「だけど、やっぱり、フロストとランタンには、立派なファントムの一員として、私達を支えて欲しいのよ」
「うーん・・。鬼灯じゃ、ヘンだしなぁ・・。」

しばらくした後・・。


「焔・・。うーん、思いつかないなぁ・・。」
「うーんと・・。あっ、ルシファーお姉ちゃん!!こんな名前は、どうかな?」

私は、ルシファーお姉ちゃんの耳に、コッソリと、その名を言った。

「良いと思うよ!!さてと、それを工夫して・・。」
「うん?」
「ランタンの偽名の名は、焔邑、どう?」
「大賛成!!」
「良かった。ランタンが喜んでくれて」




思えば、あの時が一番幸せだった気がした・・。


なんで・・。壊れたんだろ・・。

なんで、私の大切な人達は、闘い続けるの・・。

なんで・・・。なんで!!

ファントムの為とか!!幻想を描き出すとか!!そんなのは、どうでもいい!!

ただ・・。

もう、これ以上・・。誰も、死んでほしくないんだよ・・。


「ルシファーお姉ちゃん・・。」

眼から涙があふれ出る。

何度目何だろ、数えきれるほどの涙を流し、数えきれるほど後悔をした。

でも、この涙は、そんな甘い涙じゃない。

じゃあ・・。

この思いは・・。なに・・。


『クスクス、無様ですね。貴方は、本能的にチカラをストップしているのですね』
「だ、誰!!」
『おっと、声を上げては、いけませんよ。貴方の姿は私には、視えていますが、貴方には視えていない。分かりますか?』

声がする。薄気味悪い微笑がする。

微笑と共に、嫌な感じに包まれる・・。まるで、深闇のようだった。

「知らないよ。私は・・。唯、唯・・・。」

誰かを心底、憎たらしい。

という感情は、いつから目覚めた?

いつから、封じ込めていた?

分かんない・・。でも・・。

ルシファーお姉ちゃんが・・。居たから?

『(急激に魔力反応が大きくなってきていますね・・。やはり、本能的にストップしているようですね・・。)』

姿は、視えない。だが、タロットを切る音が聴こえる。

『(人間に愛された故に、人間に封じられた二人・・。不思議な緑ですね・・。)今日の所は、これで、退きましょう、しかし・・。

貴方の命は、残り僅か・・。どちらにしろ、長生きは出来ませんよ』


そう言って、声の主は、消えて行く。

右手に握ってある氷のカケラは、薄々と溶けて行く。

「そんなの・・。幾らでも、分かっているわよ」

そう、呟きながらも、トイレを後にする、私だった・・。




同日 午後12時15分 Ushiromiya Fantasyland Witch Heart 九羽鳥庵・・。

「あっ、お帰りなさい、随分、遅かったのね」
「キリエ先輩、待っていてもらって、すいません」
「良いのよ。それよりも、アイスティーとバニラアイスで、良かったかしら」
「あっ、はい。先輩は・・。何を食べるのですか?」
「適当にね・・。それよりも、聞きたい事があるの・・。」
「何ですか?」

キリエ先輩がブラックコーヒーを一口飲んだ後に、私に言った・・。


「貴方、後、どれぐらい寿命が残っているの?」
「!!」
「ランタンにも、七杭にも、幹部達にも言わない。私と貴方だけの秘密にしておくわ、だから、私の質問にだけは、答えて?」

キリエ先輩は、昔から、勘が鋭い女として、私達の中でも有名だ。

頭も良くて、部下には、厳しいけれど、時に優しく、私と同じ、氷使い。

でも、私とは違い、生粋の使い手ではない。能力にもよるが・・。やっぱり、限界は、ある。

私の場合は、全くない訳ではないが・・。ニンゲンよりも、限界までの時間が長い。


ほんの少しの沈黙後、私は、キリエ先輩に言った。

「――― 半年、いや・・。二ヶ月も、持たない・・。そうです・・。」
「それは、良くて、二ヶ月・・・。って、ことで、判断して良いのかしら」
「構いません。たぶん、もう、私には、時間が残ってないのだと思います・・。」
「現にそう・・。ね、現に、封印のチカラが弱まっているわね・・。」
「それよりも、セブン達が使っているコアって、どんなモノなのでしょうか?」
「おそらくだけど・・。コアと言うのは、それぞれの命・・。つまり、ココロをそこに収めたモノ。と、考えた方が良さそうね」
「ココロ・・。ですか?」
「そうよ、で・・。セブンのコアは、調べた限りによると6つなのよ・・。」
「6つ?それ以上は?」
「今の所、不明・・。唯・・。」
「唯?」

キリエ先輩が何かを考えていたが・・。

「気のせいよね、さっ、話を止めましょう」
「は、はい」

何だろ・・。キリエ先輩があんなに考え込んでしまう顔なんて、久々に視た気がする。


数分後・・。

「お待たせしました!!ブラックコーヒー(アイス+氷り付き)とチキン南蛮冷麺(辛口+大盛り)のお客様」
「私よ」
「キ、キリエ先輩!?」

私とキリエ先輩の前に現れたのは、これでもか!!というぐらいの量の冷麺とブラックコーヒーだった。

「ありがとうね。後は、雪菜・・。何か要る?」
「じゃあ、冷やしうどん(レギュラー)を一つ、後、アイスティーのお代わりをお願いします」
「畏まりました!少々、お待ち下さい」

そう言って、ウェイトレスが去って行った。

「さてと・・。雪菜、お腹空いたわよね、今日は、私の奢りで良いから、食べましょ」
「い、良いのですか!!すいません・・。」
「良いのよ。いつもの感謝ってことで」

(それに・・。)

(青き戦士 グレーテル・・。彼女が7番目なのよね・・。緑寿・・。)





同日 正午 ファントムの書斎


「ベアトリーチェ様は、どうしてここに居るのですか?」
「うん?あー・・。お師匠様の修行に耐えられなくなってしまってなぁ・・。逃げてきた」
「に、逃げて来た!?か、仮にも!!貴方様は!!!」
「分かっている。妾は、このファントムと言う組織のリーダーなのだからな」
「―― もっと、しっかりしても、構わないのに・・。」

僕とベアトリーチェ様が書斎で逢ってから、長い会話が続いた・・。

「そういえば、ベアトリーチェ様は、うみねこセブンの事、どう思いますか?」
「妾か?妾にとっては・・。」

僕が、この質問を聞いたのは、ルシファーお姉ちゃんの件の事も、気になったからだった・・。

今日で、約二日・・。あれから、ルシファーお姉ちゃんの姿も視えない・・。

どうしてなのか、ベアトリーチェ様なら、知っているかもしれない。という思いだけで、一杯だった・・。

そりゃあ、姉の表情も・・。どこか暗かったし・・。

「単なる敵だな。唯、妾は、恋に落ちたかもしれないぞ・・。」
「どうしてですか?」
「右代宮戦人・・。彼の純粋さは、妾の心をぐっと、掴まされた・・。」

ベアトリーチェ様は、ハイなテンションに上がってしまった。

右代宮戦人・・。右代宮財閥のお坊ちゃん二号・・。

許せない!!僕とお姉ちゃんは!!!

燃え盛かる炎と凍てつく吹雪の中を・・。たった二人で生きて来たんだ!!!

ドロ沼のセカイを・・。たった二人で!!!



「ランタン?どうかしたのか?顔色が悪いぞ・・。」
「はっ!!」

ベアトリーチェ様の一言で我に戻った。

なければ、どうなっていたか・・。


「す、すいません・・。ベアトリーチェ様・・。今日は、お忙しい中、お話を聞いてくれて有難うございます」
「いや・・。良い。それよりも、そろそろ、上司が来る時間ではないのか?」

僕の上司、それは、僕の師匠 炎の使い手だ。

まぁ・・。変わり者だけど・・。


「おや?ベアトリーチェ様、ランタン。ここに居たのですか・・。」

現れたのは、和服というより、着物を身につけていて、銀髪の女性・・。

「か、カスミ先輩・・。」


須磨寺霞・・。

僕の上司にして、フロストお姉ちゃんの上司の妹。

未来から来た・・。えーと・・。ファントム・フューチャーのエージェント。

エージェントとは、代理人。もしくは、助っ人だ。



「クスクス、ランタン。稽古の準備が出来ました。さっ、始めましょうか」
「はい・・。それでは、ベアトリーチェ様、失礼します」

そう言って、僕は、その場を立ち去った。



笑顔で見送った後、妾が安堵した時だった・・。


「うっ!!!」

胸が息苦しい。呼吸が出来ない。おまけに、吐き気がする。

吸引機が近くにない為、妾は、緊急警報ボタンを捜す・・・。

「お、お師匠様・・。ロノウェ・・。ガァプ・・。どこにいるんだよ・・。」

部下の名前を叫びながら、妾は、フラフラしながら捜す・・。

捜さないと・・。このままでは・・。


「うっ・・。」

また、吐き気が襲ってくる。同時にこの息苦しさ・・。

どうすれば・・。

「大丈夫か?」
「うっ・・。」

妾の前に現れたのは、黒いコートを身に着けた人だった。

コートを被っている為、性別や容姿が一切、分からなかった・・。

声のトーンからして、男性だと思う。

「反魔法毒素が強すぎるな・・。」
「そ、そなたは・・。誰だ」
「息をあまりするな・・。死ぬぞ」
「構わない」
「構わないって言ったって、俺が困るんだよ」

そう言われ・・。

「右手を出せ」
「―― こ、こうか?」

右手を出した妾は、いきなり眠気に襲われる・・。

数秒後には、意識が飛んでしまった。



「はぁ・・。反魔法毒素が強すぎるんだろうな・・。」

俺がタメ息を尽いた後、仕方なく、ベアトの頭を触る。

「これも、お前の為だ。許してくれよ」

そう言って、魔法を唱えようとした時だった。


「ベアト!?」


現れたのは、ワルギリアだった・・。

「ど、どうして!!本国のエージェントがここに!?」
「ちっ、見られたか・・。」
「・・・。言っときますけど、ベアトの記憶は、絶対に消させません!!!」

ワルギリアが俺に杖を向ける。

「そうか・・。だがな、運命は・・。変わらんぞ」
         
         アヴェンジャー
「み、未来から来た復讐者の癖に!!!」
「そうか・・。否定はしない。だが、本国の鎖から逃げる事は出来ないぞ」
「構いません!!!速く、立ち去って下さい!!」

そう言って、俺は、立ち去る前にワルギリアに一言言う。

「近い内に、本国からエージェントが来る。それまでに、覚悟を決めろ。
お前らだけで本国に帰るか。ベアトだけを本国に戻すか。もしくは、ここで、朽ちるか」



ヒュー・・。バタンッ!!

「ベアト、貴方を私達は、絶対に守り通します。例えそれが、貴方の大切な人を傷つける結果になったとしても・・。」
「マダム・・。」

ひょっこり、ロノウェがワルギリアの前に現れる。

「ロノウェ・・。ベアトを部屋に・・。頼みますよ」
「はい・・。」

ベアトをロノウェに渡し、部屋に運んで行く・・。

「絶対に・・。守らなければ・・。どんな犠牲を払ってでも・・。」




同日 午後12時45分 カスミ先輩の部屋

「さっ、始めましょうか」
「その前に・・。カスミ先輩に聞きたい事があります」
「なんでしょうか?」
「もし、カスミ先輩にとって大切な人が殺されたら、どうしますか?」

僕は、聞く・・。

その答えによって、覚悟を決めなければならない。

「――― 許せない・・。復讐者になるでしょうね・・。」
「復讐者?なんですか、それは・・。」
「復讐者・・。生きる為の気力を全て、許せない人の殺人の為のみに生き、復讐が終わると同時に、命が尽きる事です」
「なら・・。僕とフロストは・・。」

僕が拳に力を入れようとすると・・・。

「それ以上言うと、お抹茶送りですよ」
「うっ・・。」

お抹茶。原作をやっている人は、分かるだろう・・。

以下省略。

「復讐者になったら・・。いけませんよ、良いですね・・。」
「は、はい」


とは・・。言われても、僕は・・。やっぱり、アイツが許せない。

許せない・・。許せない。ユルセナイ!!!


つづく・・。


次回予告!!

何もかも、怖くなった・・。

怖くて、逃げだしたくて・・。

うみねこセブンを止めたくなった・・。

後、何回・・。人を・・。殺せばいいんだ・・。

後・・。何回、こう言う思いを、背負うんだ・・。

だったら、誰でも良い。

俺を・・。殺してくれ・・。

じゃないと・・。俺は・・・。


次回 うみねこセブン番外編『11話のif〜 紅蒼氷炎晶悲恋宴舞〜』

第5話 戦士が戦士を捨てた日


俺のココロは・・。後、どれぐらい持つんだ?


〜NEXT STORY〜


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