【各話紹介】 《前半》 1話〜25話
各話の「今回予告」「あらすじ」をまとめてあります。大体の内容をお知りになりたい方は、【各話紹介】の中の今回予告と、あらすじを見て頂ければわかるかと思います。
目当ての話を探す際にもご利用下さい。
第1話 「うみねこセブン誕生」 (作:祐貴 絵:天)
【今回予告】
俺、右代宮戦人。
右代宮っていうと、大抵の奴が「あの」って驚く。
俺の祖父様が日本有数の「右代宮財閥」の当主を務めていて、有名だからだ。
と、いっても、凄いのは祖父様や親父達だけで、おれ自身はごく普通の高校生。悩むのは将来位のもんだと思ってた。
あの時までは―――
譲治兄貴、朱志香、真里亞といういとこ達3人と遊びに来た、右代宮財閥が作った巨大遊園地『Ushiromiya Fantasyland』。
楽しく休日を過ごす俺達の前に、急遽現れた正体不明の怪人達。
一体何が起こってるんだ?
驚き逃げ惑う俺達にかけられた声、呼ばれた先に待っていたのは―――
金蔵「『六軒島戦隊 うみねこセブン』として、ファントムの幻想の魔の手から人々を守るのだ!」
ええええええ!
ちょっと待ってくれよ。じっちゃん! そりゃ、一体何の冗談だよぉおおおお!!
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第1話 「うみねこセブン誕生」
戦人「俺達の力で、この幻想を引っくり返してやるぜ!」
【あらすじ】
機械に埋め尽くされた部屋の中、モニター越しに謎の人物と対峙する老人―――右代宮金蔵。
戦いの準備を整え、来るべきその時に思いを馳せる金蔵……それが全ての始まりだった。
休日に賑わいを見せる右代宮財閥創設の巨大遊園地。そこに、戦人、朱志香、譲治、真里亞のいとこたち4人の姿があった。
ジェットコースターで悲鳴を上げ、急流滑りで水を被り、メリーゴーランドや汽車でゆったりした一時を過ごす……そんな楽しい休日を過ごしていた4人の前に、突如現れたのは、黒山羊頭の怪人達と、それを指揮する「魔女の上級家具リーダー」ルシファー。
自らを『幻想結社「ファントム」』と名乗る彼らの存在によって、揺らいでいく世界。
「ファントム」に追われた4人は、金蔵の支持に従い、園内のアトラクションの内の一つである『ハロウィーン・ミラー・ハウス』へ。 そこには、右代宮本家がある六軒島へ繋がるゲートがあり、その先―――「うみねこセブン」本部に、司令官たる金蔵が待っていた。
金蔵は、「ファントム」が魔法の力によって、人間界を侵略しようとしている事、それに対抗するべき組織「うみねこセブン」を創り上げた事を語った。
後必要なのは、直接戦う戦士のみ……彼らと戦う力を与えてくれる6つのコア。戦人達右代宮の血を引く者は、それを使う資質を秘めているのだという。
迷う戦人達の前で、逃げ惑う人々―――4人は「うみねこセブン」の一員として戦う事を決意、山羊さんを退け、遊園地に平穏を取り戻したのだった。
そして、「ファントム」の居城では、《黄金の魔女》ペアトリーチェが、ルシファーからの報告を受けていた。「うみねこセブン」の存在に興味を示しつつも、余裕を崩さないベアトリーチェ。
こうして、両者の戦いの幕は切って落とされたのだった。
第2話 「真里亞の試練?一人だって十分戦士だもん!」 (作:卯月 華桜)
【今回予告】
うー、今回は真里亞が主役なの!!
影に隠れてるキャラだとか、ノーコンとか、そんなの言わせないんだから!!
あれ?遊園地にいるみんなの様子がなんだか変・・・
なんだか操られてるみたい。
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第2話 「真里亞の試練?一人だって十分戦士だもん!」
この戦い、絶対負けられない!
【あらすじ】
ファントムの本拠地では『うみねこセブン』に対抗する新たな動きが起こっていた。
黄金の玉座の前に集まる7人の影。ルシファーの前に、七姉妹の1人ベルゼブブが歩み出る。
自らの作戦に自信を見せる。ベルゼブブ。果たして、その作戦とは―――
母楼座と一緒に、『Ushiromiya Fantasyland』に遊びに来ていた真里亞。
飲み物を買いに行く母を待っていた真里亞の前に、突如表れた敵。
真里亞は、司令官金蔵からの通信により、すぐに戦える者が、自分1人と知り、皆を守る為に戦う事を決意する。
ファントム特製のクレープを使い、人々を幻想世界に巻き込もうとするベルゼブブ。
1人操られていた人々に立ち向かい、なんとか彼らを守った真里亞を、蝋ケーキ人形にする為、山羊さんの魔の手が迫る。
その真里亞の危機に、からくも間に合った戦人達。4人揃った「うみねこセブン」は、力を合わせて、敵を排除する事に成功したのだった。
そして―――平和を取り戻した遊園地には、仲睦まじい親子の姿があった。
繋がれた手と、笑顔……真里亞は、自らが取り戻した平和を、愛する母と一緒に満喫するのだった。
逃げ帰り、怒りに震えるベルゼブブの前に、料理を運ぶ一体の山羊さん。
背中にファスナーがある、彼の正体とは?
第3話 「新たなる力【蒼き幻想砕き(ブルー・ファントムブレイカー)】」 (作:アルブレード)
【今回予告】
今回に敵はいつものねーちゃんや黒山羊じゃなくてでっかい亀かよ、しかも縁寿が襲われているなんて絶対負けられね!
しかしこいつは手強すぎだぜ、俺達の攻撃が全く通用しねぇ!
頼む”コア”よ、俺に力を貸してくれっ!!!!
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第3話 「新たなる力【蒼き幻想砕き(ブルー・ファントムブレイカー)】」
【あらすじ】
新戦力・幻想怪人のテストを命じられたマモンだが不運な事故により何も出来ずにリタイアしてしまう、それでも幻想怪人メガラは暴れ出し出動するうみねこセブンの前には巨大な亀の化け物とと戦人の妹・縁寿の姿があった
縁寿を助けるため応戦するセブンだがメガラの身体は恐ろしく頑丈で彼らの攻撃をことごとく弾き返してしまう、ピンチに陥り始めて戦いの恐怖を感じる戦人にレッドの正体を見抜いた縁寿を勇気を振り絞って励ます
その縁寿の激励で戦意を取り戻した戦人は”コア”に願う力を貸してくれと、そしてそれに応えた”コア”によって新しい力【蒼き幻想砕き】の弾丸を得てメガラを撃ち倒した
戦いが終わり帰路につく際に驚愕の真実?が発覚する、なんと縁寿はブラコンだった!?
第4話 「守るべきもの」 (作:beetafu)
【今回予告】
やあ、右代宮譲治です。
ええと、今回のお話は転校生、紗音ちゃんと僕の出会いだよ。
なんと初っ端から紗音ちゃんのピンチ!何とか事なきを得るも、立て続けに山羊たちの襲撃が。
ついに僕らの学校にまで幻想の魔の手が忍び寄ってきたということだね……!!
それから、ガァプという悪魔が初登場!彼女とのバトルも見所だよ。
……え?それはどんなヤツかって?
いやぁ何というか、これがまた冗談のようなとんでもない悪魔でね。……あははは。
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第4話 「守るべきもの」
あ、あれ?足元に穴が…………って、うわああああああああ!!!
【あらすじ】
作戦会議に備えて戦人達と合流する為、高等部の校舎にやってきた譲治は、タチの悪そうな男子生徒に囲まれている女子生徒と遭遇する。
女子生徒の名前は、紗音。つい先日戦人と朱志香のクラスに転校して来た転校生だった。
持ち前の機転で、争いを起こす事なく、紗音を助け出す譲治。新たな出会い。交わされる柔らかな会話。
だが、その交流は長くは続かなかった。
突然の山羊達の襲撃に、逃げる2人。一般人の紗音が傍にいる為、グリーンに変身出来ない譲治は、紗音を逃がし、戦人達を合流しようとする。
そんな紗音を狙う、山羊の銃口。
咄嗟に自らの体を盾にして、紗音を庇う譲治。
譲治の体を貫くかと思われた銃弾は、紗音の叫びと共に外れ、窓ガラスへと突き刺さった。
同時にうみねこセブン基地本部で、残されたコアが白く光り輝く。呆然とする金蔵。
紗音と別れた譲治は、グリーンとして合流するが、その前に奇抜な服装に身を包んだ女悪魔ガァプが現れる。
冗談のような大胆な恰好をしたガァプだが、その強さはこれまで戦ったファントムの強さを遥かに超えていた。
『ガァプシステム』の元であると思われる空間転移の力に翻弄されるセブン達。
グリーンはとっさの機転で、対処法を見出し、事態を打開したが、続くガァプとの直接対決に完膚なきまでに敗北。
遊びに来ただけというガァプは去ったものの、このままではいけない事、強くならなければならない事を痛感するのだった。
その頃、紗音は同じ日に転校して来た嘉音と合流していた。嘉音に姉さんと呼ばれる紗音。
ロノウェの指示で、セブンの正体を探っているらしい2人。
紗音は、譲治=グリーンを怪しみつつも、証拠がないからと、それを告げる事が出来なかった。
第5話 「疑惑」 (作:L&P)
【今回予告】
テレビを見ているみんな!
いいか? テレビを見るときは、部屋を明るくして、離れて見るんだぜっ♪
私の名前は朱志香。泣く子も黙る、右代宮財閥の令嬢さ。
お祖父様の指示でうみねこセブンになってから、私の拳はバーニング!
悪は滅びるってのが世の常だもんな。
何度襲ってこようと、私が全部ぶちのめしてやるぜっ。
この前、学園が襲われたんだ。譲治のアニキは、悪の組織が私たちの正体を暴こうとしているんじゃないかって疑ってる。
それなら、作戦立てて騙してやろうぜ!
私に任せておきなってw
最近、気になる子がいるんだ。嘉音君って言うんだけど、どうしようもないショタっ子でさ。
男の子っていうのは、もっとしっかりしなくちゃいけないよな。
まあ、戦人みたいな変態も困るけどな。
あれ?あそこにいるのは嘉音君?
何でそんな所に?
まさか・・・嘉音君・・・ いや、そんなことはないよな・・・
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第5話 「疑惑」
【あらすじ】
譲治は、自分たちの学園が襲われたことに疑問を抱く。ひょっとして、うみねこセブンの正体を突き止めようとしているのではないかと。目立たないようにしようという譲治であるが、朱志香はコソコソするのが苦手だ。とある提案をする。
一方ファントムサイド。嘉音・紗音の報告を聞いたロノウェ。学園内にうみねこセブンの正体に迫れる可能性を示唆する。部下の誰かに探らせようとするが、ベアトリーチェの命令で自分が偵察に行く羽目に。。
転校してきて間もない嘉音は、学園内でスケバンに絡まれる。
それを朱志香に助けられる。彼女は学年の人気者だ。二人で校内を歩く。いろんな人から声をかけられる朱志香。自由奔放な彼女に、ちょっとした憧れを持った。
ちょうどそんな最中、またもや学園内で山羊さんが暴れる。ロノウェのあぶり出しが始まったのだ。
朱志香と嘉音は山羊さんに襲われる。嘉音の前で変身するわけにも行かず、朱志香は生身で山羊さんと対峙する。最初の2体を怯ませ、なんとか危機を乗り切った。
だが、不意を付かれてピンチに陥る。朱志香の横から山羊さんが襲ってきたのだ。
朱志香を守りたい嘉音は、自分に力がほしいと願った。すると・・・
金蔵の下にあるコアが黒く光ったのだ。どうやら、嘉音にも素質があるらしい。
ソード状の物が登場し、嘉音は朱志香を救うことが出来た。
やるときはやる嘉音に、朱志香は心ときめいてしまう。
嘉音は、「やることがある」と、その場を離れてしまった。
紗音と嘉音は、ロノウェのあぶり出し作戦に協力するため、正門・裏門の監視を始めた。
そう。孤児院から救い出してくれた恩師ロノウェに協力するためだ。
予想では、校内からうみねこセブンが登場し、正門・裏門の出入りは無いはずであった。
ところが、うみねこセブンは校外から登場した。そう、朱志香の発案で、わざわざ外から登場することにしたのだ。朱志香は遅刻常習犯。体育館裏のネットに穴を開けた出入り口を作っていたのだ。
ロノウェはまんまとだまされ、学園だけをターゲットにするべきではないと判断した。作戦成功だ。
戦力の把握もしていないのに戦うことはしないロノウェ。交戦することなくその場を去る。
ロノウェもまた、手の内を見せるようなことはしないのだ。今回の目的はあぶり出し。それが上手くいかなかった以上、これといった興味が湧かなかったのだ。
たいした被害もなく、無事に乗り切ったようだ。
だが、朱志香には気がかりなことがあった。新機能、「イエローアイ」。
朱志香の目が見たものは、裏門にいる嘉音と、正門にいる紗音だった。
ひょっとしたら、学園が襲われたことと何か関係があるんじゃないだろうか。
いやいや。きっとそんなことはない。気のせいさ・・・
それぞれの思惑が交錯する中、うみねこセブンとファントムの戦いは灰色のまま決着することとなった。
第6話 「母の想い、子の想い」 (作:らいた 絵:白桔梗)
【今回予告】
「金蔵さん……蔵臼さんたちに『うみねこセブン』のことを伝えたのは、まだ早かったんじゃないか?」
「………源次、もう一杯頼む。心持ち薄めでな。」
「かしこまりました」
「楼座さんは血相を変えて出て行くし、夏妃さんも絵羽さんもかなり思いつめた様子…まずいことになるんじゃ……」
「皆の心が一つにまとまらねば、どちらにしろ勝てぬ相手よ…これもまた試練だ。」
「………………次回うみねこセブン第6話…『母の想い、子の想い』……金蔵さん、この試練はある意味険しすぎますぞ……あ、源次さん、私にも青汁お願いします。」
【あらすじ】
金蔵から うみねこセブンのことを聞いた親達、特に夏妃・絵羽・楼座はそれぞれ自分の子供達を守るために動きだす。
絵羽と楼座は、譲治・真里亞に戦いを止めるように説得を。夏妃は、なんと子供らを戦わせないために自ら銃を手に取り、戦場に向かう。が、あっさり敵の幻想怪人クラゲラにつかまってしまう。
クラゲラとの相性が悪いうみねこレッドは倒され、グリーンとピンクは母らの説得のために足止め。イエローは夏妃を人質にされたことにより抵抗できず、うみねこセブンはピンチを迎える。
しかし、譲治と真里亞は逆に母らを説得。霧江のナビゲーションにより朱志香・戦人と合流し、夏妃を奪還する。
そしてうみねこセブンの4人は、母らの力も借りて幻想怪人クラゲラを打ち倒すことに成功。母と子は和解し、父はジタバタしているのであった。
第7話 「邂逅」 (作:葉月みんと)
【今回予告】
待たせたわねぇえ?テレビの前の愚民!
ついに今回はこのあたし、エヴァ・ベアトリーチェ様の登場よぉ?
あたしのポップでキュートな魔法に存分に酔いしれなさぁい…、
………って、あんた達?何処見てるのよ?
え?邪魔?ベアバトが見えないからどけ?
ちょっと!!何処見てるのよ!そんなの私が主役の7話のおまけでしょう?!
…え?ババァは引っ込んでろ?真里亞は可愛い?
〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第7話 「邂逅」
皆まとめて臍でも噛んで死んじゃぇばぁ〜!……うわぁあああああん!!
【あらすじ】
遊園地に新たなイベントとして夜のパレードが加わることになったある日のこと。
真里亞は一緒に見る約束をしていた朱志香達に約束を破られ不貞腐れていた。
真里亞と、彼女を何とか宥めようとしていた戦人は休憩のために立ち寄った
礼拝堂で一人の女性に出会う。
余裕めいた大人の雰囲気と、どこか子供っぽいベアトと名乗る女性。
初めこそ独特な雰囲気を持つ彼女に戸惑っていた戦人達だが直ぐに打ち解け、仲良くなる。
一方その頃、城ではベアトリーチェの姿が見えないとワルギリアが大騒ぎを起こしていた。
この機になんとか話しに加わり出番を増やせないかと目論むエヴァは、
半ば強引に話しに割り込むが、返って来たのは悲しいほどの無視!
その瞬間、怒りで切れたエヴァは魔法で城を破壊し、うみねこセブン自体を打ち切りへと
追い詰めようとする!!
もちろん、そんな横暴をうみねこセブンは許しはしない!
直ぐに駆けつけたグリーンとイエローだが、近距離攻撃を得意とする彼らに
宙に浮かぶエヴァを捕らえるすべはなく、ピンチに追い込まれる!
打つ手がなく防戦一方のうみねこセブン。しかし、エヴァが最後の一撃を放とうとした
その瞬間、駆けつけたレッドとピンクの合体技によりエヴァを破り、
遊園地と番組の平和は守られたのであった!
エヴァの攻撃を退け、遊園地では予定通り夜のパレードが始まった。
城まで戻ってきたベアトリーチェは戦人と真里亞と再会し、一緒にパレードを眺める。
彼らと過ごした楽しい時間によって、彼女は今まで自分の計画の邪魔でしかないと考えていた
人間への考えに変化が生じる。
今はまだ自覚すら出来ていないこの変化と、そして何より彼らとの出会いが、
後の彼女とうみねこセブンたちの運命を大きく変えていくことになるとは今はまだ知る由もないことだった…。
第8話 「打倒うみねこセブン会議。ファントムの謎」 (作:KENM)
【今回予告】
ベアト「今回は我等ファントムが主役。うみねこセブンの出番は無い。これで皆勤賞は誰も無しとなったのぉ…くくくくく、残念でしたぁ☆」
戦人「ふざけんな!それで良い訳が有るかああぁ!」
朱志香「そ、そんなの有りかよ!?色々と間違ってるだろ!!?」
譲治「納得行かないね…。早くも総集編みたいな話なんて早過ぎるんじゃないかい?」
真里亞「うー。今日はファントムの皆さんの会議と思惑のターンなの。一応予告でみんな出たからこれで大丈夫♪」
戦人「ちくしょう!こうなったらサッサと始めてサッサと終了だぁ!」
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第8話 「打倒うみねこセブン会議。ファントムの謎」
【あらすじ】
フラワープリンセスエリアの城の地下の会議室にてファントムの幹部一同が集結して会議を開始。
議題は少なからず結社にとって脅威となりつつある『うみねこセブン』について。
これまでの交戦情報を元に様々な角度から各メンバーを分析する幹部達。
………途中で脱線会話に興じるのも多少のご愛嬌(苦笑)
会議も進み総合して出た結論は『うみねこセブンの打倒はファントムにとって避けては通れぬ道』だと言う事。
決意を新たに戦いに望む事が決まったが首魁である筈のベアトリーチェはどうにも会議に対して真剣さが足らない。
会議の終了後にワルギリアとロノウェとガァプは更に一段踏み込んだファントム内部の内情への不満と不安を吐露しあう。
ガァプが別れた後にワルギリアとロノウェは憂いた表情で遊園地の人々のパレードを眺めるベアトリーチェを目撃する。
その表情は二人も見た事が無いもの。それはまるで……
先に別れたガァプはその持ち前の聡明なる頭脳を持って様々な不審点への推理を展開する。
しかしどの様な裏が存在するにしても心に決めている事は唯一つ。
『親友のリーチェの為に戦う事』であった。
第9話 「幻想の城へようこそ」 (作:チョコ・バナナ)
【今回予告】
ロノウェです。おっさんにもかかわらず今回における出番がほとんどないということで、予告の担当が回ってきました。喜ぶべきなのか嘆くべきなのか……。
今回の見所は、「華麗なる投げナイフを披露するおっさん」「チェスをするおっさんとそれを見守るおっさん」「ヒーローショーのステージで名乗りを上げるうみねこセブン」「山羊から逃げるおっさん(書いてません。脳内補完してください)」「魔女の気まぐれに振り回されるおっさん」「その他色々のおっさん」だそうです。
楽しんでいただければ幸いです。
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第9話 「幻想の城へようこそ」
おや、おっさんじゃないものが一つ混じっていたような……? ぷっくっくっく。
【あらすじ】
ある日の右代宮財閥とファンタジア・エンタープライズの会議にて、Ushiromiya Fantasylandの中央の城が、近日アトラクションとして開放されることが決定した。
その翌日、うみねこセブンの面々は遊園地支部で訓練に励んでいた。訓練後には郷田の作ったケーキバイキングを紅茶と共に美味しくいただく彼ら。
そして、蔵臼は遊園地内で、遊園地のCMをどうやって作るかを留弗夫と秀吉に相談していた。
そんな中〔フラワープリンセス〕エリアにあるイベントスペースで開催されていたヒーローショーにファントムが乱入。うみねこセブンの面々は出動し、奇しくもステージ上で名乗りを上げる。
一方おっさん三人は逃走。中央の城の入り口でひと休みしていたところ、留弗夫が偶然にも城内に入ってしまう。驚く蔵臼と秀吉も、直後通りかかったファンタジア社長:悪義梨亞ことワルギリアに頼んで城内に入れてもらう。
そんなわけで彼らは城の内部や仕掛けを堪能(?)したり、謎の女性と出会った末に城から放り出されたのだった。
第10話 「助けたい想いこそ」 (作:作:高鈴雪音)
【今回予告】
こんにちは、縁寿だよっ!
前にお兄ちゃんの力になったことはあったけど、やっぱり自分でお兄ちゃんを救ってあげたい・・・!
皆が羨ましいよ・・・こういう時、ママが言ってたけど『嫉妬する』っていうのかな?
・・・ねえ真里亞お姉ちゃん、何かいい方法はないかな!?
私だって戦いたい・・・皆と一緒に戦いたいよ!!
え、お兄ちゃんが大ピンチ!?急がなきゃ!あたしもできるもんッ!!
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第10話 「助けたい想いこそ」
絶対に・・・救うんだ!皆を、そして、お兄ちゃんを!!
【あらすじ】
楼座のつきそいの元、遊園地に遊びに来た縁寿と真里亞。
縁寿は、戦人達がセブンとして戦っている事を知った後、戦人達と一緒に戦いたいと考えており、真里亞にその悩みを打ち明けた。
だが、縁寿は真里亞より更に幼く、戦う為に『コア』が反応する事が必要である事等を考えると、戦える可能性は少ない。優しく諭す真里亞に対し、それでも戦う事を望む縁寿。
その時、遊園地にファントムが出現。
いつもオペレーターを務めていた霧江が見当たらず、一時本部は混乱するが、楼座に代わりを頼む事で事足りた。
だが、その間に、一緒に居た縁寿が姿を消してしまう。
その頃遊園地で、戦いに備え変身しようとしていた戦人は、謎の仮面の女に襲われ、その力によって氷づけにされてしまっていた。
その後遊園地にやって来た縁寿は、敵の攻撃によって逃げ惑う人々の姿に怒りと辛さを感じていた。
そんな縁寿を、金蔵と『ある人物』がモニター越しに会話しながら見守っていた。
幼い縁寿を信頼の眼差しで見つめ続ける2人。
そんな中縁寿は仮面の女の下へと辿り着いていた。
女の挑発を受け、氷づけになった戦人が残したコアが縁寿の手の中で、紅き輝きから、紫を通し……蒼く染まる。
それに従い、縁寿の姿は、うみねこブルーへと変わっていた。驚きつつ、そんなブルーと一緒に戦う3人。
代理ナビゲーターを務める楼座の力も借り、仮面の女を退け、戦人を氷の中から救出する縁寿。氷の中で死んでいたと思っていた戦人は、縁寿の前で無事息を吹き返した。
みんながその事に喜びつつ疑問に思う前で、退却する仮面の女。
目覚める戦人―――縁寿は大切な兄を助け出し、力になれたことを抱き合って喜ぶのだった。
第11話 「七姉妹決着篇 ルシファー篇。決闘。リーダー同士の闘い」 (作:白右鎖璃月)
【今回予告】
「ふう・・・。久々に、俺主役の話だぜ!!にひひ。わくわくしてきたぜ!!
なんか、大変なシリーズの最初の話に、俺をメインにさせるのか!?冗談じゃないぜ!!
てか、なんで、ルシファーが恐ろしい眼で俺を見つめているんだ!!!
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第11話 「七姉妹決着篇 ルシファー篇。決闘。リーダー同士の闘い」
ちょ、なにがどうなっているんだ!!!
【あらすじ】
作成中
第12話 「がんばれ、恋する女の子!」 (作:アルブレード)
【今回予告】
あたしは朱志香、よくおてんばとか言われるけどそんなあたしだって女の子、男の子に恋くらいするぜ?
でもその自分の気持ちが恋なのかどうか良く分らないのが困ったもの…何て悩んでたらファントム出現! でもってあたし一人が孤立させれ現われた敵は嘉音君!!?
そんな同じ人間じゃないかよ…それにあたしには嘉音君を傷つけるなんて…
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第12話 「がんばれ、恋する女の子!」
…ってそこ! ショタとか言うなぁっ!!
【あらすじ】
右代宮朱志香は最近ある男の子が気になっていた、しかしそれが恋というものかどうかも分らずもやもやとした気持ちでいた
一方その頃ルシファーがやられたことを知ったアスモデウスは姉達を見返すため単身うみねこセブンに戦いを挑む。 アスモの執った作戦はセブンの一人を孤立させ幻影を見せ各個撃破しようというもの
幻想怪人でセブンを誘い出し、黒山羊部隊をも使い戦闘を仕掛けその最中にまず一人に狙いをつける
そして仲間達と分離させられた朱志香ことイエローの前に現れたのはなんと嘉音、本気で自分を殺そうと分っても攻撃できないイエローだったが、ベルゼがうっかり口を滑らせそれが”イエローの好きな男の子”の幻影であると言ってしまったため、イエローの怒りの一撃でアスモは倒される
しかし、ルシファーの妹であるため、その命までは奪うことはしないセブン達だった…
第13話 「その心、純粋につき」 (作:卯月華桜)
【今回予告】
うりゅ。さくたろです。
ファントム側の煉獄の七姉妹のルシファーとアスモデウスに勝利したうみねこセブン達
だけど、七姉妹ってことはまだ後5人もいるんだよね・・・ちょっと大変
次は暴食のベルゼブブって子が来たよ!?
だけどなんだかとてつもなく怒っているみたい・・・・?
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第13話 「その心、純粋につき」
一緒にあったものが傍からなくなるのって、きっと辛いことなんだ・・・
【あらすじ】
ルシファー、アスモデウスがやられたことに対して動きの鈍い姉妹達に憤り、ベルゼブブは打倒、うみねこセブンを目指し本部を飛び出した。
その頃、母、楼座とは一緒に遊園地に来られず寂しい思いをする真里亞、そんな彼女を親友のさくたろが慰める
母がいない寂しい日も、さくたろとならば共にいることができる。そして楽しい思いをして帰れば母もまたきっと喜んでくれるはず
真里亞にとってさくたろはなによりもかけがえのない親友であり、兄妹のようでもあった
しかし、そんな平和な日もうみねこセブンに復讐を誓うベルゼブブの手により一変してしまうのであった
皆を守るためとうみねこピンクに変身した真里亞だったが怒りによって自身の能力をフルパワーにいかしたベルゼブブの前にはなすすべもなかった
そんなピンクを守ろうとしたさくたろをベルゼは無情にも引き裂いてしまう。
これこそ復讐だと高笑いするベルゼであったが唯一無二の親友を失い、悲しみにくれたピンクは正義の力よりも復讐の道へと同じく走ろうとしていた
ピンクだったコアの色は闇色に染まりかけたその時、駆けつけたイエロー、レッド、グリーンによって正気を取り戻す
だが失った親友は戻ってこないと泣きじゃくるピンクを見てベルゼは姉を失い、妹を失った自身の思いと同じだと気付き、自らの魔力でさくたろを直すことを決意した。
ベルゼの魔力により蘇ったさくたろと共に喜び合う真里亞
後日、彼女はファントムだった頃の記憶を忘れていながら共にいるルシファー、アスモデウス、ベルゼブブの三人を見て、ありがとうと呟くのであった
第14話 「信じる、信じない、ひらりはらり」 (作:航希)
【今回予告】
「あら、ガァプ。何をやっているのです?……花占い?」
「あぁリーア。…そうよぅ? リーアは17歳〜、1017歳〜、17歳〜、……あら、1017歳が残っちゃったわ。くすくす、あんたやっぱり1017歳だったのねぇ。言いふらさないと」
「誰がババアですねぇ?! きぃーーーーー!!」
「(無視)…まあとにかく今回の話は、譲治と紗音をメインに進む物語よ。ちょっぴり甘酸っぱ〜い遊園地でのひと時が一転、煉獄の七姉妹の次女レヴィアタンの襲撃に巻き込まれ、絶体絶命の大ピンチに。そんな中での二人の葛藤が見所ね」
「葛藤…ですか。我々もいずれ何か大きな決断を迫られるときが、来るのかもしれませんね……」
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第14話 「信じる、信じない、ひらりはらり」
―――最後に残った、一片の想い。
【あらすじ】
よく晴れた日曜日。戦人・朱志香・譲治・真里亞の4人は、紗音・嘉音を誘って『Ushiromiya Fantasyland』に遊びに来ていた。
何となく紗音を意識しているような譲治に空気を読み、はぐれたふりをして二人きりにしてあげようとする、朱志香を筆頭に真里亞、縁寿のオトメ組。その彼女らによって強引に引きずり出される嘉音、戦人。結局朱志香の提案で、譲治と紗音はそれ以外の5人と別行動を取ることになる。
二人きりになったものの、譲治は緊張と動揺、紗音は思考に沈み、微妙にギクシャクしてしまう。しかし、自分なりの方法で紗音に楽しんでもらおうとする譲治と、さり気ない気遣いに気付き自ら楽しもうとする紗音、双方により次第に笑顔が増える二人。楽しいひと時を過ごす。
日も傾き、観覧車に乗って園内を眺めながら他愛ない会話に花を咲かせている途中、二人は突然アトラクションが次々と崩壊する様を目撃する。眼下で逃げ惑う人々、焦りを募らせる譲治。
一方、一通り破壊活動を行なった、煉獄の七姉妹が次女、レヴィアタン。ふと目についた観覧車のカップルに嫉妬、うみねこセブンが現れるまでその二人で遊んでやろうと決める。
視点は戻って観覧車の二人。突然観覧車が止まり、更にレヴィアタンが現れる。レヴィアタンが破壊したドアから、なすすべもなくゴンドラの外へ放り出された紗音。譲治が腕を咄嗟に掴み、何とか落下だけは避けられたが、その体勢では抵抗することもできず、レヴィアタンに甚振られていく。
紗音を振り落とせば命を助けてやるとレヴィアタンが唆すものの、手を離さない譲治。しかし紗音の方が諦めて自ら手を離してしまう。それでも譲治は腕を掴み続け、自らの信じることを言葉と行動で示そうとする。業を煮やしてブレードを振り上げるレヴィアタン。
そこへうみねこセブン登場。レヴィアタンを挑発して観覧車から引き離すものの、彼女のスピードに加え、大量に現れた山羊によって苦戦を強いられる。二人を助けに行かねばと焦るが、ままならない。
動きの止まった観覧車。レヴィアタンから攻撃を受けることはなくなったが、宙吊りの現状は変わらず、紗音を支える譲治の腕も限界が近い。そんな中、明日へ繋がる小さな約束を持ちかけ、自分を信じてほしいと訴える譲治。揺れる紗音。
そこへ突然下方から呼びかける声。何と逃げたと思っていた人たちが十名ほど、セーフティマットを運んできてくれたのだった。(「ビルからダイブ」に設置のもの)
何とか助かる二人。一件落着と逃げ出す人々に混じって紗音も譲治の腕を引くが、譲治は紗音だけ逃げるように言う。振り返らないでほしいとも。グリーンに変身するためだと直感する紗音だが、抗えずに走り出す。確信しつつも振り返ることができない。
変身し、戦闘に加わる譲治。レヴィアタンのスピードに押されるものの、持ち前の機転と頭脳でメンバーに指示を飛ばし、何とか勝利する。
その後姉妹の無事を聞き、安堵するレヴィアタン。その横で譲治は、自らの使命と紗音のことを考えていた。
一方、譲治と分かれた紗音は結局後ろを振り向くことができないまま、走り続けていた。助けてくれた人の一人が回したトラックに皆で乗り込み、遊園地を後にする。信じるのを諦めていた人間に助けられたこと、譲治のこと、ファントムのこと…何を信じればいいのかわからず、自問する紗音。理由はわからないながらも紗音を励ます名も知らぬ優しい人々。答えは出ないまま、紗音は子どもに戻ったように泣き続けるのだった。
第15話 「決意の果てに……。 新たなる力の目覚め!!』」 (作:結城白黒)
【今回予告】
人間なんて……
そう思って疑わなかった私の心に、小さな波紋が浮かんでは消える。
触れた彼のやさしさ。
そして人の温もり。
波紋はやがて大きくなり、私の心は揺れ動く。
何が正しいのか、何をしたいのか。
答えがでないまま、しかし決断は突如として迫られる。
またも陥る危機。
彼の決意を垣間見た瞬間、私の心は何を想うのか。
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第15話 「決意の果てに……。 新たなる力の目覚め!!」
今、想いが集い、新たなる力が目覚める。
【あらすじ】
作成中
第16話 「輝く白、優しい黒」 (作:高鈴雪音)
【今回予告】
しゃ、紗音です。
私も無事仲間になれたので、これからしっかり皆さんをお守りします。
その・・・譲治さんをメインに・・・ぽひっ
でも、ずっと一緒に動いてきた嘉音君のことがやっぱり心配かな・・・。
嘉音君にも分かる日が、早く来てほしいと思う。
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第16話 「輝く白、優しい黒」
白色と黒色って、一番似合う組み合わせだと思いません?
【あらすじ】
嘉音は、ロノウェに呼び出され、ファントムを裏切った紗音の説得を命じられていた。
説得出来なければ、力を使うと告げるロノウェ。嘉音は頷く事しか出来なかった。
その頃、セブンの一同は、譲治と紗音の沖縄旅行の話で盛り上がっていた。
そんな中かかって来た一本の電話。
嘉音の呼び出しに従い、待ち合わせ場所に向かおうとした紗音は、遊園地内で柄の悪い男達に絡まれる。
譲治に教えて貰った通り、助けを求める紗音の声に応え、彼女を救ったのは、杖を持ったブレザー姿の金髪の女性だった。
彼女は自らを『ベアト』と名乗った。
ベアトの求めに従い、ウィッチハートエリアの森の中で、語らう二人。
アールグレイの紅茶と、ちんすこうショコラ……柔らかな時間が過ぎて行った。
だが、そんな時間は長くは続かなかった。
ファントム襲撃の連絡が入り、またの再会を約し別れる二人。
襲撃していたのは、姉妹達をセブンに奪われた怒りに燃えるベルフェゴール。
先に戦っている仲間達に合流しようとした紗音の前に嘉音が現れ、屋上へと誘う。
嘉音は、セブン側につくと決めた紗音の選択に疑問を投げ掛け、人間達の愚かさを指摘した。
紗音は、そんな嘉音へと、大切な人……人間を護りたいという想いを告げる。
感じた人の温もりと輝きを伝え、一緒にそれを感じて欲しいと望む紗音。
だが、嘉音はそれを拒絶した。擦れ違う二人。
紗音は、寂しそうな目で駆け去って行く嘉音を見送る事しか出来なかった。
残された紗音は、自らの力で白い球を作り、屋上から飛び降りた。少しでも早く仲間を助ける為に。
結果的に紗音のその行動が仲間達のピンチを救い、敵怪人リルギアルは撃退された。
残されたベルフェゴールに待っている姉妹達の事を伝え、戦いは終わった。
だが、紗音と嘉音、二人の間に出来た溝は埋まらず、互いを思う二人の気持ちは螺旋状に入り組み、未だ終わりを見出せずにいた。
第17話 「内と外・光と闇」 (作:神風刹那)
【今回予告】
よォ!妾のお前たちぃ? 黄金の魔女にしてファントムのNo.1、ベアトリーチェだぞ。
近頃は七姉妹も揃ってやられており、大した戦果も上げられておらぬ。このままじり貧が続いては、侵略に更なる支障が出るが……どうする? ここは妾が出て、さっさと終わらせようかの……
――……む? 何、戦人と真里亞が新しい店を? ベアトも一緒だったらいいのにね……、とな。そうかそうか!そんなに妾が恋しかったんだなァ、よーし今行くぞぉ♪
二人と共に店巡りを楽しんでいた時、不意に外に出てみないかと誘われる。この広い遊園地より、さらに大きな世界があると言うのか? むぅ、これは面白い!連れていってもらおうか!
と思った矢先に起こった強烈な眩暈。何だこれは……。何故だ、何故こんなちゃちな門の前で倒れねばならぬのだ!?
その頃一体の幻想獣が遊園地内に。何やら調教が終わる前に逃げ出したそうだが……
縦横無尽に暴れ回る怪獣と戦うセブンたち、それを物陰から静かに見つめる黒き瞳。そなた、迷っておるのか? それとも……
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第17話 「内と外・光と闇」
教えてくれ友よ。妾は一体……何なのだ?
【あらすじ】
度重なるうみねこセブンの妨害に、ファントムのボス・ベアトリーチェは思案を巡らせていた。
このままのんびりと構えていては侵略にも支障が出る。自分なりに手段を考えて相談するものの、ワルギリアやロノウェからは自分たちに任せろと言われるばかり。
喧嘩とは言わないまでも険悪な雰囲気となり、少々不満な顔をしながら遊園地内を歩いていた。
同じ頃新店舗の情報を得て遊びに来ていた戦人と真里亞。
ふと真里亞がベアトのことを呟くと、偶然にも当の本人とばったり。三人でお目当ての商品を求めて園内を回ることに。
場面は変わりファントム側は。
調整をしていた幻想猛牛アバレタオックスが突如暴走、レインボーステーション内に誤って放たれてしまう。
凶暴化した幻想獣は逃げ惑う人々に向かって突進し、何でもかんでも手当たり次第に壊しまくる。
直ちにうみねこセブンが対処に走るが、あまりの攻撃性に歯が立たず苦戦する。
見兼ねたロノウェ・居合わせた嘉音も陰でそれを見守るが、別の場所では更に大変な事態が起こっていた。
遡って戦人たち。
真里亞と戦人のふとした会話から遊園地から出てみようとするベアト。しかし門を通り抜けようとした刹那、急に激しい動悸と立ち眩みに襲われてしまう。
慌てて戦人たちは救護室に運ぶが、着いて間もなく爆音と悲鳴が。すぐに仲間たちからの連絡を受け、躊躇いながらもセブンとして加勢に向かう。
瀕死の仲間たちの元へレッドたちが駆け付けセブン集結。アバレタオックスの猛攻に何とか倒すことに成功する。
しかし逆襲の突進を仕掛けた怪獣。万事休すかと思われたが、ロノウェの一閃によって一瞬で片が着く。驚くセブンたちだったが、意味深な言葉を残し去っていく執事。嘉音も姿を現さぬまま消えていく。
一連の騒ぎの間、ベアトリーチェは夢の中で自分の意義について悩んでいた。
しばらくして目を覚ますと、親友のガァプが傍で彼女を看ていた。一言だけ自身のことを問うも、再び眠らされ運ばれていく。
第18話 「真実の願い」 (作:祐貴 絵:白桔梗)
【今回予告】
ずっと……一緒だった。
冷たい風が吹き荒れる中、2人一緒に寄り添って生きて来た。
他の者は皆敵―――頼ってはならない、心を許してはいけない存在なんだ。
彼らは人間であり、僕達とは違うから。
僕達は人じゃない。人間から弾かれた存在。
それなら、それで構わない。
人になりたいなんて思わない。あいつらの中に入りたくなんかない。
姉さんがいてくれれば……それでいい。
ずっと、そう思って生きて来た。
炎に包まれたあの日から―――
それなのに―――姉さんは僕を裏切り、飛び立ってしまった。
僕達は人間じゃない。その仲間になんてなれる筈……ないのに。
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第18話 「真実の願い」
「うみねこセブン……おまえ達さえ、いなければっ!」
【あらすじ】
頑なになってしまった嘉音に、成す術を見出せず心を痛める紗音。
二人を案ずる戦人達は、事情がわからないながらも、なんとかしようと考え、動き始める。
紗音と嘉音、それぞれに話を聞こうと試みる譲治と朱志香。
敵対する立場になってしまった嘉音と、ファントムに従っていた自分。
話せない悩みを抱えていた紗音は、譲治の言葉に、嘉音への想いと幸せになって欲しいと思う気持ちを打ち明け、勇気づけられる。
自分を、嘉音を、皆を信じていこうと決めた紗音。
紗音に裏切られたと思い、傷ついていた嘉音は、過去のトラウマと人間への不信感、自らに対する劣等感から、朱志香を拒絶し、傷つけてしまう。
だが、朱志香は、それでも嘉音を案じ、その心、真実の願いを問いかけ、自らを卑下し、傷つけていく嘉音を止めようとする。
その朱志香の真っ直ぐで優しい想いに、いたたまれず逃げ出す嘉音。
後悔と自己嫌悪とやりきれなさで、混乱した嘉音にかかってきたロノウェからの電話。
うみねこセブンさえいなければ―――
追い詰められた嘉音は、自らの心に背を向け、否定することしか出来なかった。
中心街で始まった戦い……怪人ブラックバットの傍らに、仮面で顔を隠した嘉音の姿があった。
そこに登場するうみねこセブン。
嘉音は、逃げる人間達に紛れて、背後から近づき、後方で全体を見ていたグリーンへと襲い掛かった。
1人を倒し、結束を断てば崩れる。セブンを倒し、紗音を取り戻すのだと。
だが、そんな嘉音の刃は、ホワイトのシールドによって防がれた。
攻撃する嘉音と守ろうとするホワイト。二人の意思がぶつかり、拮抗する。
そんな膠着状態を破ったのは、協力していた筈のブラックバットだった。目障りな嘉音を、セブン諸共に始末しようとしたのだ。
死を目前にし、傷つけた朱志香の事を思い出し、悔やむ嘉音を、自らの身を挺して庇うイエロー。
その姿に、セブンの正体を知った嘉音は、紗音の想い……自分の真実の願いに気付く。
守りたいと願うその想いに、呼応し、現れた黒いコア。
その力を借りて、ブラックバットを倒す嘉音。
そして―――二人の姿は、ファントム将軍ロノウェの前にあった。
二人は、今まで自分達を保護してくれていたロノウェへと、ファントムからの離脱と、自らの想いを告げた。
今までのような人間達を脅かし侵略していくのではなく、少しずつ歩み寄り認め合っていく事は出来ないかと。
そのつもりがあるなら、セブンの者達と共に協力したいと。
だが、ロノウェは、その提案を拒絶し、二人はファントムと戦い、人々を守る為に戦う事を伝え、立ち去った。
その頃、ワルギリアは幻想世界の本国からの呼び出しを受け、使者と対峙していた。
使者は、人間界の攻略の遅れを責め、生温いワルギリア達のやり方を否定した。
そして、このままの状態が続けば、ワルギリア達には任せておけないと告げ、ベアトリーチェの本国送還を仄めかした。猶予はないのだと。
追い詰められたワルギリア達―――ベアトリーチェを守る事を選んだ彼女達には、セブンと戦う以外の道を選ぶ事は出来なかった。
紗音と嘉音の二人は、かつて火事で大切な人を失った最初の『福音の家』の場所へと来ていた。
懐かしい思い出の場所であると同時に、辛い記憶の眠る場所……だが、そこで二人を待っていたのは、新たな養護施設と、かつて自分達を助けてくれた人との再会だった。
失われていたかつての記憶と、人を信じる気持ちを取り戻した嘉音は、一緒に戦いたいと戦人達に告げる。
新たな戦士―――うみねこブラックの誕生だった。
そんな彼らを、青いコアを身につけた少女が決意に満ちた表情で見つめていた。
第19話 「七姉妹最後の戦い。マモンVS青き死神」 (作・絵:KENM)
【今回予告】
私はマモン…煉獄の七姉妹…最後の…一人。
うみねこセブン……お前等が私の姉妹を一人残らず奪い去った!!
そう、これは正当なる復讐…みんな…みんな壊れちゃええええええええ!!!
あははははははは!!…あら?…アンタ誰?ふふ…そうかぁ…アンタが私の死神なのね…
誰だっていいわ!さっさとかかって来なさい!!青いヤツ!!
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第19話 「七姉妹最後の戦い。マモンVS青き死神」
【あらすじ】
七姉妹で最後の独りとなったマモン。
その深過ぎた悲しみによって正気を欠き遊園地で無差別攻撃を開始する。
直ちに暴走したマモンを止めるべく現場へと急行するうみねこセブンの面々。
だが…誰よりも早く現場に辿り着いていた未知の戦士がいた。
青を基調としたうみねこセブンとそっくりな姿をした青き戦士。
その戦士は暴走したマモンをたった一人であっと言う間に鎮圧。
そして…瀕死のマモンを「害虫駆除」とまで言い放って止めを刺そうとした。
寸での所で駆け付けたうみねこレッド達によってその凶行は止められたが冷血と言えるまでに非情なその戦士への印象は出会ったレッド、イエロー、グリーンに新たな仲間への期待ではなく相容れない存在としての警戒心を持たせる程であった。
うみねこセブンと六姉妹の懸命な処置によって一命を取り留めたマモン。
一人も欠く事無く再会を果たした七姉妹は力を失い人間化した事もありうみねこセブンの基地や正体をファントムには教えない事を誓い、人として生きる道を選ぶ。
後日、バイト先となった喫茶店で偶然青き戦士である少女と出会うマモン。
非道な攻撃の数々を恨みに思っているかと思いきや…強欲の赴くままにグレーテルと名乗ったその少女を自らの主にしてしまう(汗)
第20話 「揺らぐ幻想」 (作:らいた 絵:天)
【今回予告】
「煉獄の七姉妹がすべて倒されたことにより、幻想の世界にて、
我等に対する不信感が広まってしまいました…
なんとかしなければいけませんね………さて次なるお話は…
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第20話 「揺らぐ幻想」
そう、私が…このワルギリアが、なんとかしなければ……」
【あらすじ】
煉獄の七姉妹全滅の一報は幻想の世界にすぐに伝わり、ファントムに対する不信感が広まる。
ロノウェ・ガァプが、不信感を抑えるため幻想界を東奔西走したが、努力の甲斐無く、本国より古豪ゲリュオンが単身うみねこセブンに戦いを挑む。
うみねこブラックが負の感情に囚われるなど危ない場面もあったが、セブンたちは見事ゲリュオンを撃破。しかし駆けつけたワルギリアが間一髪でゲリュオンを助け、銀の魔女としての実力を垣間見せる。
ワルギリアの説得に応じ、ゲリュオンは本国に帰還する。そしてワルギリアはファントムへの不信感の広まりが仕組まれたものであることを知る。ベアトリーチェのため、いっそこの場でうみねこセブンを倒してしまおうかとワルギリアは考えるが、寸でのところで思いとどまり、セブンたちに警告を発してそのまま帰還するのであった。
ワルギリアの強さを見せ付けられ、幹部連との戦いは更に激しいものになるだろうと戦人たちは戦いの決意を新たにする。
しかし戦いの決意を固めたのはファントムも同じであった。
第21話 「二人の緑寿と家族の絆」 (作:白右鎖璃月)
【今回予告】
えんじぇだよ!!えんじぇのでばんって、まだ・・。3わと10わしかないよ・・。
なんか、いつのまに、20わも、こえちゃったし・・。このまま、でばんがないのは、つらいよ。
だから・・。えんじぇは、やるの!!おにいちゃんをたすけるために!!
てなわけで、グレーテルよ。
なんか・・。いきなり、21話目の主役をやることになったわ。
おまけに・・・。なんで、こんな話なわけ!?
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第21話 「二人の緑寿と家族の絆」
おにいちゃん、えんじぇは・・。わるくないから!!!
そうよ、やっと・・。私の出番が来たのだから・・。
【あらすじ】
ある日、6歳緑寿は、戦人と一緒に、アイスクリームを買いに、コンビニへ来ていた。
その店の店員は、6歳緑寿と同じ容姿をして、仕事モードのグレーテル(18歳緑寿)とその使い魔?のマモンだった。
会計を済ました後、戦人は、暗い表情をしていたが、6歳緑寿に見せない様、振舞っていた。
場面は、展開し、須磨寺旅館の管理者 須磨寺霞。
またの名を 嫉妬の炎使い カスミンは、ファントムの悪義梨亞から商談の連絡がない事にイラつき、退屈し、独自行動を起こす事にした。
その頃、ファントムでは、その事を知り、ワルギリアとロノウェが動揺をしていた。
最近のファントムが本国の対応とセブンを倒す事にこだわりし過ぎて、自分勝手に動く者が出てくるのは、時間の問題だった。
ワルギリアは、対処法として、ガァプに『魔道怪人 モルモット』を発射用意の指示と仮面の女への連絡をする。
しかし、モルモットは、テスト段階。仮面の女へ連絡は、届きそうがない。
それでも、ワルギリアは、モルモットだけでも出す事に決め、ガァプに指示を出した。
一方で、うみねこセブン指令室には、グレーテルが来ていて、金蔵は、天草用の新武器とグレーテルに、『うみねこセブンと一緒に闘わないか?』
という提案を言うが、グレーテルは、これを断固拒否し、立ち去ってしまう。
基地を去る中、たまたま、基地に居た、留弗夫と6歳緑寿は、グレーテルを目撃してしまった。
これが実に、うみねこセブンの仮の仲間になる、二日前の事だった。
で、MATTYAホテルのスイートルームに戻って来たグレーテルは、ベッドの上で天草に姿を見られた事を報告する。
それに対し、動揺を隠せない天草。夜に備えて、二人は、眠りに尽く事に。
深夜、6歳緑寿は、もう一度、自分と似た姿をした人に逢いたいが故に、戦人の部屋に潜入。
コアを奪い、お菓子を詰め込んだリュックを持って、手紙を書き、家を飛び出してしまう。
街中を歩きながら、コアの光を頼りに、自分とそっくりな姿。まるで、姉の様な存在のグレーテルを捜す6歳緑寿。
一方で、グレーテルは、【幻想の双刃】を出して、異常な数を倒していた。
上空からの敵を倒そうとした時、叫び声が聴こえてしまう。
叫んだのは、意外にも、6歳緑寿だった。しかも、12年前のグレーテルと同じ眼差しをしていた。
6歳緑寿が説得をする中、グレーテルは、涙を流してしまう。
そんな中、一瞬の隙を狙い、グレーテルを攻撃しようとするが、6歳緑寿が変身し、対処する。
グレーテルが6歳緑寿のピンチを救い、6歳緑寿のピンチをグレーテルが救う。
その後、6歳緑寿は、グレーテルに、逢いたくて家出をした事を伝える。
二人の出逢いは、後に運命を感じた。
天草が敵を撃退し終えた後、緑寿は、天草にデートの誘いをする。
内心、ホッとしながら、魔銃のテスト結果を伝え、一人、緑寿とのデートを喜んでいたのであった。
で、翌日。
コアがない事+緑寿が居ない事に対し、ショックを隠せない戦人は、頭を抱えてしまう。
そんな中、ファントムが襲撃してきてしまい、戦人は、仕方なく、出動待機となった。
それでも・・。緑寿を捜す為、戦人は、遊園地へ向かい、残りのセブンメンバーは、出動する事に。
で、一方・・。
カフェでお茶を楽しんでいた、6歳緑寿とグレーテルと天草は、ファントムの襲撃を受け、出動。
二人は、変身し、天草は、戦闘準備に入り、目的地であるマッハボートへと向かっていた。
で・・。目的地であるマッハボートには、既に、和服姿に仮面を被り、火の玉をセブンへ向けて投げる女性がいた。
それをホワイトの結界で防御するが、攻撃が出来なく、沈黙の状態が続き、射撃タイプが居ない事に悔やむ、うみねこセブン。
グレーテル達の前には、良作型 モルモットが50匹。
苦戦する事もなく、余裕で倒す3人。
セブン側では、ブラックとイエローがカスミンにやられてしまい、緑寿に連絡しようとするが、最悪な事に、緑寿は、携帯を持っていない。
絶体絶命のピンチになり、もう駄目か・・。と、思った瞬間。
天草達がセブンの前に来て、ピンチを食い止める。
ピンチを止めてくれた中に・・。6歳緑寿が居る事に驚きを隠せない、うみねこセブン。
戦人が来るまでの間の時間稼ぎとして、カスミンを攻撃する。
6歳緑寿の一撃により、炎の壁は、崩壊。驚きを隠せられないカスミンだった。
一方で戦人は、留弗夫と遭遇。マッハボートへと向かっていた。
それを見た後・・。留弗夫は、どこかへ走って行った。
カスミンは、最終手段として疑似太陽を創り出し、うみねこセブンは、呆然としていた。
そんな中、戦人と合流。戦人は、ブルーが2人いる事に気づいてしまう。
ちびブルーの提案で敵を凍らせるという手段で、作戦を開始することに・・。
作戦中、ちびブルーは、変身を解き、戦人にコアを返した後、6歳緑寿は、譲治と一緒に見守る事に。
互いに対峙する中、ブルーは、カスミンへの怒りから、【天使の幻想砕き】を放つが、戦人の【蒼き幻想砕き】で阻止し、戦人は、ブルーにビンタする。
口論する中、カミスンが逃げて行くのを発見し、追いかけようとするブルーを6歳緑寿が止めた。
緑寿の思いは・・。ブルーに届き、ブルーは、緑寿に【コアの欠片】をプレゼントする。でも、緑寿は、戦人のことを思い、変身をしなかった。
天草の連絡の後、初めて、変身を解き、その姿を緑寿と戦人に見せ、名前を言った後、すかさず、グレーテルは、その場を後にした。
一方で、指令部には、謎の手紙が届いていた。金蔵は、その内容に驚愕し、頭を抱えてしまう。それを源次は、静かに見つめていた。
で、夕方、緑寿と戦人が自宅に帰り、戦人が留弗夫が居ない事に気づく。
一方で・・。ホテルでは、グレーテルとマモンの会話。インターホンが鳴り、外に出ようとするが、先に、声が出た。
相手が留弗夫である事に喜びを隠せないグレーテル。扉を開けない条件に、2人だけの会話がはじまった。
で、翌日。正式的に、グレーテルがうみねこブルーの、天草がうみねこセブンの補助係として就任した。
第22話 「たったひとつの光をめざして」 (作:リレナ 原案:チョコ・バナナ)
【今回予告】
……くすくすくす。
今回のお話は、よく晴れた休日の遊園地で繰り広げられる、うみねこセブンとファントムの戦いのお話です。
戦士達や七姉妹の一人マモン、それにニンゲンとの交流を通じて、何かを守るという戦士の使命か何かに目覚めていくうみねこブルーことグレーテルと、これまたニンゲンとの交流を通じて、大切な人を守りたいという願いか何かに気付いたベアトリーチェ。
やがて、それぞれの守りたいもののために彼らはぶつかり合うことになります。果たしてどちらが勝つのでしょうか。
……くすくすくす。せいぜい楽しませてくださいね、我が主を!
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第22話 「たったひとつの光をめざして」
……ええ? 私の出番ってこれだけですか!?
【あらすじ】
作成中
第23話 「決戦前夜」 (作:結城白黒)
【あらすじ】
作成中
第24話 「最終決戦!?ファントムキャッスルでの戦い」 (作:葉月みんと)
【今回予告】
ついにこの日が来てしまったんですね…。
いつか来る日です。それが思いのほか早かった、ただそれだけです。
ええ、うみねこセブンはついに私達のファントムの本拠地キャッスルファンタジアに乗り込んだわ。
力を付けて来たセブン達は決して甘く見れる奴らじゃないわ。
もちろん、私達もそう簡単にやられるつもりはないけどね、くすくすくす。
ええ、あの子の未来のため、私達は絶対に負けるわけにはいきません。
最後の戦いが、これから始まります。
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第24話 「最終決戦!?ファントムキャッスルでの戦い」
【あらすじ】
作成中
第25話 「必ず守りぬいてみせる!!!!」 (作:アルブレード)
【今回予告】
俺は負けない、今も必死で敵を食い止めてくれてる皆のために!
妾は負けられぬ! 敵を必死で食い止めてくれておるお師匠達のためにも!
俺は絶対ファントムを倒す! 罪もない人達がこれ以上被害に遭わないために!
妾はセブンを倒さねばならぬ! 罪もなき幻想の者達を守るためにも!
俺は生きて帰る! 縁寿や仲間たちと再び平穏な生活を過ごすために!!!!
妾は絶対に死なぬ!! お師匠様達との平穏な生活、そしてあの戦人や真里亞とまた一緒に遊ぶためになっ!!!!!
そう俺は……
そう妾は……
『六軒島戦隊 うみねこセブン』 第25話 「必ず守りぬいてみせる!!!!」
【あらすじ】
玉座の間でレッドとベアトリーチェは戦いを開始する、互いの力と想いをぶつけ合い続く戦いの中でかけつけるセブンの仲間達。
それをワルギリア達が死んだと思いこんだベアトリーチェは怒りと悲しみでその魔力を暴走させセブン達はピンチに陥るがとっさの機転で【エスペランサ―】に直接コアエネルギーを送る事を試み、そしてそれはベアトリーチェを討ち倒すだけの奇跡を見せた。
しかしその最後の瞬間に互いが誰なのかという事を気がついてしまう、そしてベアトリーチェを救おうとするレッドの気持ちを踏みにじるかのように城が崩壊を始めたのだった……。
【各話紹介《後半》26話〜】